【感想】ほっこりしたい人に、この一冊を送りたい。「天国はまだ遠く」

こんにちは！山田です。

今回は、僕が本を好きになったきっかけとなった小説を紹介したいと思います。

その小説とは、瀬尾まいこさんの、「天国はまだ遠く」です。

あらすじ

仕事も人間関係もうまくいかず、毎日辛くて息が詰りそう。23歳の千鶴は、会社を辞めて死ぬつもりだった。辿り着いた山奥の民宿で、睡眠薬を飲むのだが、死に切れなかった。自殺を諦めた彼女は、民宿の田村さんの大雑把な優しさに癒されていく。大らかな村人や大自然に囲まれた充足した日々。だが、千鶴は気づいてしまう、自分の居場所がここにないことに。心にしみる清爽な旅立ちの物語。

読み終わったあと、心がほっこり温かくなる

話の大部分は、主人公千鶴が、民泊の主田村さん、その他多くの人々と、大きな自然に触れ合うほのぼのとした日常です。

こんな毎日が続けばいいのにと感情移入し、引き込まれた時に、千鶴の心の中に変化が起こります。

そして、クライマックスへと繋がっていくのです。

最後の一ページを読み終えたあと、普段味わえないような、爽やかでどこか寂しく、温かい気持ちにさせてくれます。

 

冒頭で書いたように、僕はこの本をキッカケに本を好きになりました。

また、瀬尾まいこさんのファンになりました。(他にもたくさん瀬尾まいこさんの紹介したい本があります。 )

ほっこりしたいなと思った人は、ぜひ読んでみてください。

ご覧いただきありがとうございました。